『いい歯の日』は、1993年に日本歯科医師会によって、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という『8020(ハチマルニイマル)運動』の一環として制定された記念日です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。男女ともに平均寿命が80歳を超えた日本人にとって、「8020」を達成するには、歯の喪失の2大原因であるむし歯と歯周病の予防が極めて重要といえます。11月8日の『いい歯の日』に先立って行われた、2025年の「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」では、2024年パリ五輪で2連覇を達成した柔道男子66キロ級の阿部一二三、女子52キロ級で東京五輪金メダリストの阿部詩 兄妹が受賞しました。
今『昭和レトロ』がブームになっていますね。バラエティ番組等でも昭和のスターが、当時と変わらない若々しい声で往年のヒット曲を歌っているのを視聴したことがある、という人もいるかもしれません。私たちは、年齢を重ねてもハリのある若々しい声を保ち続けることはできるのでしょうか?
フッ素は私たちの身近に自然に存在する元素のひとつで、多くの食品にも含まれる栄養素のひとつです。このフッ素がむし歯予防に活用されていることは一般的に知られるようになってきましたが、いったいどんな物質で、歯にどのような効果をもたらすのか? 気になっているけれど実際よくわからない、そんな人も多いのではないでしょうか。
『行楽の秋』です! 10月11月は祝日もあり、家族や友人と旅行を計画している人も多いのではないでしょうか。でも、過去には旅行やドライブで楽しい時間を過ごすはずが「乗り物酔い」で苦い記憶が残っている、、、という人もいるのでは?電車やバス、船の揺れなど、状況や程度は人それぞれ違いますが、乗り物酔いで不安を抱えている人は少なくありません。中には遊園地やテーマパークのアトラクションなどでも起こるケースがあり、「動揺病」や「加速度病」と呼ばれることもあります。
現在、法律で歯科健診が義務付けられているのは、1歳半と3歳の乳幼児期と小学生〜高校生までの学齢期です。一方で大学生や社会人では歯科健診は義務付けられていません。そのため、成人の歯科健診受診率は低く、違和感や痛みを感じてから歯医者を訪れるという人も多くいます。厚生労働省(令和5年(2023)「国民健康・栄養調査」の結果)によると、過去1年間に歯科健診を受けた人は58.8%と、むし歯や歯周病などの口腔疾患への意識はまだまだ高いとは言えません。